フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

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フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?

Linotype社でタイプディレクターのお仕事をされている小林章さんの著書。
欧文書体もおもしろかったが、こちらの本も楽しい。
マニアックなネタかもしれませんが、
フォントに少しでも興味がある人は読んで損はないと思います。
小林さんならではの軽快な感じで、
1時間くらいで読めるんですが、
読み終わるとフォントが欲しくなってしまいます。

デザイナーでなくても、楽しめる本だと思います。
本のタイトルになっているように、
なぜLouis Vuittonのロゴは高そうに見えるのか?という話題から入り、
「X」の斜め線は実はつながっていないなどの小話、
日本人が意外と知らない引用府のお作法など、目から鱗の内容です。
詳しい人は知っていることも多いかもしれませんが、ひとつひとつのフォントに対して、
街で実際に使用されているロゴタイプの写真を例に見ながら説明されているので、
これまで気づかなかったことにも気がつくかもしれません。

小林さんを青山ブックセンターのタイプトークで拝見したときはすげぇ軽い人だなという印象でしたが、この本も小林さんの持ち味出まくりで、楽しく読めました。
なによりも「フォントは見た目で選んでOK」という言葉に勇気づけられます。

小林章のドイツ日記
タイプディレクターの眼

ちなみに、僕はこの本を読んだ後、Neue Frutigerを購入。
Frutigerは持っていたけど、Frutigerより曲線がなめらかになっているらしいです。
安い買い物ではないければ、デザイナーにとっては一生ものの買い物です。
linetype社のフォントはfonts.comで購入できます。
TypeTalksでもおっしゃられていましたが、最適なフォントを選ぶだけで、
立派なデザイナーの仕事だと。そのためにはたくさんのフォントを見ておくこともデザイナーの仕事かと思いました。

TypeTalks第2回に参加しそびれたことが悔やまれる。。


date:2011年01月24日 02:05