ザ・キャッシュマシーン

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ザ・キャッシュマシーン

ゴールゴール2チェンジ・ザ・ルール!と続いてこのシリーズも4冊目です。
だいぶTOC理論を勉強できた気がします。

今回の本は、製造部門ではなく、
営業部門にTOC理論をあてはめるというストーリー。

制約条件をいかに見つけ、解消していくかは、
営業活動すなわちお金を生む活動に関しても
適用できるというもの。

内容はこれまでのゴールシリーズと同様物語形式なので、
非常に読みやすいものです。
株価が落ち込んだグラフィックソフト会社において、
主人公がマーケティング部から営業部へ異動になり、
そこでTOC理論を用いて改革していくというもの。

改革の中で一番参考になったところは、
バッファーマネジメントの箇所。

チェンジ・ザ・ルールのところでもでてきましたが、
通常各担当がスケジュールを組むとき、バッファーを
それぞれ考えてスケジュールを言う。
しかしながら、バッファーマネジメントではこの考え方をまず捨てる。

1.バッファーは全体で持つ
できるだけ早くできる時間、すなわち
バッファーをなくしたスケジュールで最初のスケジュールを組む。
そしてバッファーは全体で持っておく。

2.バッファーを消費してもおとがめなし
もし仮に各担当がバッファーを多少消費してしまっても、
とくにそこについて責任は生じない。

というもの。

これまでは各担当がバッファを持っていたため、
そのバッファ分、他の仕事を優先し、必ず各担当の想定する
バッファを使い切った形で上がってくる。

したがって、途中の工程で予期せぬトラブルがあったときに、
必ずそのプロジェクトは火をふく。

全体でバッファを管理していれば、上記のようなことは回避することが可能であるというもの。

ちなみに、TOCのプロジェクトマネジメントでは、
各工程から取り除いたバッファを3つのバッファにわけて考える。

1.プロジェクトバッファー
クリティカルチェーンの一番最後に置かれる。

2.合流バッファー
非クリティカル・チェーンの遅れがクリティカルチェーンの流れに影響を及ぼさないように、
上記の2つが合流する前におかれるバッファー

3.リソース・バッファー
クリティカルなリソースがすぐに使える状態にしておくためのバッファー

このバッファーマネジメントをすることで、ボトルネックへの作業の
流れをスムーズにできるというkと。

おそらく、これの考え方は、この本にある営業活動以外でも
いろいろ応用が効くと思います。

自分はWEBの進行管理もするのですが、
この考え方でスケジュールを一度組んでみようと思います。

date:2009年09月01日 08:47