600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス

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この不景気なのに、
上場までしちゃった媒体「クックパッド」は
いやでも気になる存在。

正直このサイトの存在は知ってはいましたが、
ここまですごいことになっているとは思いませんでした。
しかも広告などを出さずにここまできたというのがまたすごい。

クックパッドというサイトは、レシピサイト。
この一言で言い表せる単純明快なサイト。
これだけに的を絞ったのが勝因だったのか、
サイトを訪れても非常にシンプルで分かりやすい。
どうしてもPVを稼ぎにいこうとすると、複雑なインターフェイスになってくるのに
このサイトは600万人に利用されているというのに、
これでもかっていうくらいシンプルです。

でこのクックパッドというサイトを解剖した本。
サイトの作り手としてこだわっている点、苦労した点などが細かく調べられているので、
媒体を運営している方は読んでおいて損はないと思います。

徹底的なデータ主義で、サイトを改善、また改善してきたそうです。
その中で何点か役に立ちそうな情報がありました。
おそらく、マル秘的なものもあるんでしょうか、この本の中で紹介されているだけでも
いろいろ勉強になります。

■レシピ投稿のインターフェース
一番関心したのは、レシピを投稿する際のインターフェースについて。
ユーザーにはまず写真をアップさせる。
最初に写真をアップするとユーザーは、途中で脱落することなく、
最後まで記入してくれるという。

さらにその写真の自動リサイズ、トリミングに関しては、
一番料理の写真がきれいに見えるよういやというほど研究をかさねたという。

■文字数
コンテンツでも広告でも文字数によってクリック率が変わる。
13文字を超えると可読性がさがり、24文字をさがるとさらに下がる。
クックパッドでは、8文字~13文字で伝えるようにしている。

■ものづくり三原則
無言実行、必ず値段をつける、無言語化
この3つ目の無言語化がいい。説明してつかったもらうことほど、おこがましいものはない。
説明しなくても使ってもらえるようなサービス、インターフェイスを作らなければならないとのこと。

とこれからサイトを運営していくうえでいろいろ参考になりそうです。

最後の新オフィスの内装についての章で、デザイナーとアーティストの違いについても
述べられていました。
デザイナーにはロジックがあるアーティストにはロジックがない。
デザイナーはなぜこのドアがこう開くのか、なぜ軸がここにあるのかを
知っている。

WEBデザインも同じことが求められている気がします。

date:2009年09月22日 03:02