黄金比について

この前読んだ本「デザインにひそむ〈美しさ〉の法則」で、
黄金比が意外といろんなものに使われていると知って少し調べてみた。

知ってはいるが使ってはいなかった。
でもモナリザで使われているって言われてもピンとこないけど、
iPodで使われていると言われると気になる。

簡単に言うと、上記の長方形の比率。
厳密的には、

ougon2.jpg

らしいが、たぶん憶えてられないので、
1:1.618
と憶えておく。

ちなみに黄金比を英語で言うと、
Golden Ratio

そういえば、
コリスさんのところで、こんな記事があった。
黄金比をサイトのデザインに取り入れる簡単な3つの方法

やっぱりWEBデザインの人たちも気にしてるんですね。
Webデザインに黄金比を取り入れよう
こんな便利ツールも
Golden Ratio Calculator

他には、この記事がよくまとまってます。
ウェブデザインを美しくする黄金比

しかしこれだけ使えば美しくなるってわけでもないので、
ひとつの知識として頭にあらためていれておく。

date:2009年03月31日 01:03

楽しく、ラクに、シンプルに! 英語ハックス

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楽しく、ラクに、シンプルに! 英語ハックス

英語のプライベートレッスンをはじめて、
はや5ヶ月。
とりあえず、少しずつでも続けていけば、
なんとかなるだろうと、
半強制的にレッスンをいれるというのも
習慣になってきた。

というわけで、もう少し勉強量を
増やそうと思って、
こんな本を読んでみた。

全体的には、
「英単語」、「スピーキング」、「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」
のほか、「TOEIC」「TOEFL」などにわかれているので、
気になるところから読んでもいいと思います。

ハック系の本なので、
超具体的。
とりあえず、なにを使ってこうやれ的なことが
書いてあります。
しかしこれを全部やっていると
とてもじゃないけど、身がもたないので、
自分に合いそうなものだけをやることにするといいと思います。

ちなみに僕がいいと思ったのは、
英単語→「iknow(いまはsmart.fm)」
スピーキング→「えいご漬けシリーズ
リスニング→>英会話ペラペラビジネス100
リーディング→特になし(たぶん自分の興味のあるブログをひたすら読むほうがはやい)
ライティング→ブログに英語で4行のブログをつける、アメリカ人のブログにコメントをつける

他に気になったのは、電子単語帳「メモリボ」
いまの受験生はこんなんつかって勉強しているんだろうか。

こういうハック系の本は、物欲を刺激してこまる。
企業からなにかもらってるのでは?と思ったり、思わなかったり。

tag: 書評英語

date:2009年03月31日 00:35

ActionScript勉強会

昨日は、
会社での勉強会がありました。

誰から言われたわけでもなく、
スタッフ自身が企画してはじめたみたいなのですが、
すごく良かった。

4時間みっちりActionScript。
野中さんのActionScript3.0 プロフェッショナルガイドを毎週土曜日4時間かけて、読了後、
さらにその後、実践テクニックをするというカリキュラムらしい。

野中さんの本は、本当に基本的なところから、応用的なことまで、
さらにきちんと背景や意味を勉強できるという非常によい教科書です。
この本を教材?に選んだスタッフのセンスに感心です。

土曜日なのにもかかわらず、
スタッフのうち6人もが参加した充実した勉強会でした。

これが継続すれば、こんな素晴らしいことはないと思います。
なにか会社としてしてあげれることがないかを
考えないとと思いました。


ちなみに土曜は、朝晩、英語のレッスンが入っているため、
系8時間ぶっ通しで勉強していることになる。
とは言ってもやらされている勉強ではないので、
まったく苦にならないのが不思議です。

こういう勉強方法を
もっと若いときにこれくらいやるべきだったと猛省中です。
勉強するなら若いうちがいい。
大学時代、遊びほうけてた自分がうらめしいです。

date:2009年03月29日 11:34 | COMMENT (2)

デザインにひそむ〈美しさ〉の法則

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デザインにひそむ〈美しさ〉の法則

デザイナーくせにビジネス書みたいなのばっかり
読んでるのもまずいかなと思い、
デザインの本をと軽く考えながら
買った本が思いのほかよかった。

工業デザインのコンサルタントをされている木全 賢さんの著なのですが、
デザイナーでなくても、、デザインに興味がある人は
読むと非常におもしろいと思います。

普段何気なくかっこいいな、美しいなと思っているプロダクトが
なぜ美しいのか、かっこいいのかなどが少しわかる気がします。
専門書ではなく、新書というのもライトでとてもいいと思います。

デザインというとまったく感性のみで作られているような気がしますが、
きちんと科学するということで、またひとつ違った側面を見ることができる
気がします。

中でも美しさの比率についてはよく言われることですが、
誰の側にでもあるものを引き合いに出して説明してくれているので、
非常にわかりやすい。

黄金比と白銀比について

デザインの美しさで問題になるのは、寸法でなく、比率である

と書かれています。

ちなみに、いわゆるタバコのパッケージやiPod、iPod nano、IXYデジタルなども
黄金比が使われているそうです。意外と身近にあるもんです。
そして、白銀比は日本人が好きな比率だそうです。
たとえばハローキティとかアンパンマンなどには白銀比が使われているそうです。

「アフォーダンス」についてのくだりも非常におもしろい。
アフォーダンスとは
デザインの認知心理学的研究の中で作られた造語ですが、
使い方を判断するための形や素材といったところでしょうか。

ほかにも、モダンデザインの「インターナショナルスタイル」や、「角アール」「ハマグリ締め」など
プロダクトデザインの話がすっと入ってきて非常に楽しめて、かつ勉強になる本でした。

基本的にはプロダクトデザインの話ですが、グラフィックやWEBにも
通ずるところがたくさんあり、満足感たっぷりです。
なによりわかりやすい。

ちなみに木全 賢さんのブログはこちら


tag: 書評

date:2009年03月27日 08:04

フランフランを経営しながら考えたこと

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フランフランを経営しながら考えたこと
―Francfrancからデザインビジネスの可能性を拡げるバルスの戦略

なんでか知らないが、家具とかが好きなんですが、
FranFranという会社がいつごろからかできていて、
なんだかおしゃれなお店で、CONRAN SHOPとかと
同様外国からきた会社かと思っていたら全然違った。

ので、ちゃんと本を読んでみようと思い、
フランフランの社長の本を読んでみました。

フランフランはBALSという会社によって運営されています。
近頃では、amadnaというデザイン家電のメーカーとして有名な、
リアルフリートという会社も同系列だそうです。

ちなみにフランフランではあまり買い物はしないのですが、
気になる存在ではあります。

このフランフランという会社、
「デザインは新しい産業資源」と位置づけて、
デザインを会社の軸においているというおもしろい会社です。
そのあたりのこだわりっぷりが書かれていて、
この会社の軸の強さが伺えます。

またフランフランのコアとしているターゲットや、
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのユニクロと同様のSPA(製造小売業)という形態への
こだわりなど、勉強になることがたくさん書いてありました。

また、ターゲットとしている25歳の女性への意見もおもしろかった。
たとえば、
「最近の女性は、実年齢×0.7という年齢意識をもっている」とか、
「女性の購買決定動機になるかどうかは“カワイイ”かどうかで決まる。」
などおもしろい記述がありました。

上記は資生堂の調査ですが、最近は女性だけでなく、
男性も自分の年齢×0.7と考えている人が増えている気がします。

また、女性の購買決定動機の「カワイイ」は、
単にデザインがかわいいかだけでなく、「この商品を使っている自分がカワイイか」、
「この商品をプレゼントする自分がカワイイか」などセルフイメージを描くことが
できる商品かどうかか購買決定の動機となりえるということ。

かなり納得です。
自分は女性じゃないので、真偽はわかりませんが、
なんとなくそういう感じがします。

男性の場合は、スペック重視で購買動機が決定されるということですが、
最近は女性と同様、これを使用している自分がオシャレかどうか、カッコイイかどうかで
購買をしている層もたくさんいそうな気がします。

ともあれ、あれだけインテリアという業界(どちらかというと雑貨業界?)で
大きな会社にFranFranを育てた高島さんという方の考え方は
いろいろ勉強になりました。

この手の他社の成功者の本は、簡単に読める割には、
いろいろ勉強になることが書いてあるので、楽しく読めますね。

date:2009年03月21日 17:55

COWBOOKSのブックエンド

cowbookstand.jpg

先日の最低で最高の本屋で紹介した
COWBOOKSさんのブックエンド。
とってもいい感じ。

白い本との相性がばっちりです。
COBOOKSさんのサイトで購入できます。
tallとsmallがあって、smallで3,990円。
ブックエンドにしては値がはりますが、
雰囲気のあるいい品なので、ぜひ。

date:2009年03月21日 16:29

http://は冗長か?

WWWの生みの親が語るネットの未来と後悔という記事が
ITMEDIAにあがっていた。
WWWがなければ、僕のいまの仕事も会社も存在しなかったわけで、
なにをやっていたんでしょう。
先日のエントリーに書いたように本屋に就職してたかも。

「Webの未来は携帯電話にある」という記述があり、確実に
モバイルでの展開が今後の主流になりそうなことを述べられている。
かつ、
 「開発途上国では、携帯電話は多くの人がインターネットにアクセスする
唯一の手段なので、面白いことになる」
とも言っている。

日本でもそうですが、今後ますます世界的にWEBのモバイル化は急速に
進みそうです。
いま、PCでアクセスしているサイトというのは今後よりモバイルに適したものに
なっていきそうな気がする。
iPhotoやミニノートのようにインターネットアクセス用端末が進化するにつれて、
PCは開発者のためだけのマシンになってくるんでしょうか。

ちなみに後悔していることは、
http://という記述が長すぎるというもの。
「数十億回も無駄にキーが押された」と。。。

そんなことまで気にするのか。。
じゃあ僕の作ったWEBサイトは何万回不必要なクリックをさせたんだろう。
未熟すぎます。

date:2009年03月21日 15:32

最低で最高の本屋

saikouhonya.jpg

最低で最高の本屋

WEBデザイナーになっていなかったら、
本屋になりたかった。
しがない本屋の店長というのがいいかなと
思っていたので、こんな本を読んでみた。

ちなみにこの本に出てくるのは、しがなくない本屋さんですが。

中目黒のCOWBOOKSというおしゃれな本屋さんを経営されている松浦弥太郎さんの本。
ユトレヒトハックネットのような小さな本屋もありますが、
この方は、最初は海外で買ってきた雑誌やアートブックを
日本の著名なデザイナーやアートディレクターに売ることからはじまったらしい。

松浦さんの自叙伝的な話ですが、
なぜ古本を売るようになったかなど
本屋立ち上げ初期の話や、
移動式本屋の話、COWBOOKSの話、働き方など
思いを込めて書かれているという感じで楽しんで読めます。

本という媒体がどんどん売れなくなっているようですが、
こういう活動をしている本屋が増えてきて、
漫然と新刊本を並べているだけの本屋ばかりでなくなれば、
もっと本を見て読む人が増えるとかもしれない。

小さいけどセンスのいい本屋というのは、
これから重宝される気がします。
と同時に本を選ぶというのもクリエイティブな仕事だと思います。

いくつか非常にいいことが書いてありました。

一生懸命だったかどうかは、自分が勝手に考えることで、クライアントや一緒に仕事をする人には関係ない

クリエイティブってわかりやすく言うと工夫だと思う。たとえ単純な作業でも最も効率よく、美しく、そして楽しくやろうと考えたら、要するに大事なのは工夫です


ちなみにCOWBOOKSのブックエンドが異常にかわいい。


tag: 書評

date:2009年03月20日 15:00

あせるのをやめた

なんか最近いろいろ焦ることをやめようと思った。
何で思ったかは忘れたけど。

早く独立して、
早く有名なデザイナーになって、
早く会社大きくして、早く技術を習得してとか、
すげぇ欲張りな感じでいままで来てた気がするけど、
焦っても進まないもんは進まないなぁと
三十数年かけて気がついた。

とりあえず、目標をたてて、
あきらめずに、細く長くやっていればいつかは達成するという
うさぎとカメでいうところのカメの戦法でいこうと。
ここで重要なのが、細くでもいいから続けるということ。
前読んだ「「1日30分」を続けなさい!」を読み直したほうがいいかも。

会社もブログも英語もプログラムも、ぼちぼちやって達成していこう。
だからスピード感はもってやりたい。
じゃないとサボるから。
焦らずスピード感を持つ。
これは矛盾しているのか?
それとも精神レベルがあがるとできるのか、悩ましいですね。

こういうときに限ってやりたいことがボコボコ思い浮かんでくるし。
基本的に浮気性なのかもしれません。

date:2009年03月20日 03:56

自習

今週は2人いる英語の先生の一方が旅行にいくとかで、
英語の授業が休みなので、宿題をたんまり出された。
あと、なんでもいいか自習して、成果を見せなさいという。

30代にして、こんな扱いを受けるとは思わなかったけど、
これはこれで新鮮でいいです。

ちなみに下記、自分の仕事のフローを英語で話すとどうなるか?

Step1
When the client inquiries to my company, we hear their demands.

Step2
First we make a proposal book for improoving the clients website.
And we make an estimate. After that we have apresentation to the clients.

Step3
If the client is OK, we make a structure of their website.
And we make a basic design of the system.
And then, we have another presentation.

Step4
When the structure is fixed after meeting several times, we start screen design.
My role at that time is to be an art director.

Step5
If the client agrees with the design, we start the authoring work.
When the authoring work is finished, we upload it to test the server of my company.
And then, my clients will check that on the test server.

Step6
Finally we finish the adjustment of the website, we upload the website's data to the client's server.
And we finally check it. If there is no problem, this site launches.

という感じでしょうか。
あまりの単語力のなさに思いっきり端折りましたが、こんな感じで勉強していければと日々がんばり中です。
しかし、つたない英語を公開するのは、恥かも。

ちなみにいま、教材にしているのがPingMagのこの記事
いい教材だったのに、もうこのサイト終わってしまって残念です。
復活したりしないかね。
コンテンツとしてはおもしろいので、誰か引き継いだりすればいいのに。

tag: 英語

date:2009年03月11日 01:13

ワークライフ“アンバランス”の仕事力

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ワークライフ“アンバランス”の仕事力

本のタイトルと、本の表紙を見て、
ずっと男の方が書いた本だと思っていたのですが、
なんと著者は女性だったようです。
大変失礼いたしました。

ちなみに経営者になって数年たってから
ワークライフバランスというものがあることを知りました。
正直、会社の立ち上げ時に必要なパワーは
ワークライフバランスとかあったもんじゃないというのが
本音でしたが、きちんと組織を運営していくうえでは、
やはり社員を気持ちよくそして健康的に働ける職場作りというのは
大切だと今では考えています。

でも、この本にあるように、一生に一度死ぬほど働いても
僕はいいと思う。
やっぱり崖っぷちに追いやられてはじめて得るものもあるし、
同じ年齢で同じ学歴でほぼ同じ能力の人がいれば、
どれだけの時間のめり込んだかで大きな差がつくからと思うわけです。

そんなことはまったく書いていませんが。。。
でも、自分に自信のない人は一度この本に書いてあるような
追い込まれた状態に自分を置いてみることを進めます。
がむしゃらにやれば、やった分だけなにかが残る、
そんなことを書いている本だと思います。

この本の最初の方に書いてありました。
ワークライフバランスとは、社会で定義されるものではなく、
人から与えられるものでもなく、自分自信で見つけるもの。」
確かに、人によってバランス感覚は違うので一理ある。
逆に言うと、ワーク/ライフが50/50じゃないとダメな人もいる。
そこが組織の難しいところ。みんな同じじゃない。

もうひとつ。
本書の中で引用されていた吉野家の社長の言葉がよかった。
「量をこなして初めてわかる勘所が往々にしてある。
量によって質が向上するわけだ」

結局何にしても量をこなさないと上達はしない気がする。
英語にしても、プログラムにしても、
何回しゃべったか、何回書いたかで、ある程度は決まる気がする。
でも、時間がないなか、効率的に何度もやることが大切だと、
最近は思います。

しかも、その試行錯誤が一番楽しかったりするんだと思います。

tag: 書評

date:2009年03月10日 02:27

ウェブで一発当てる方法 スマッシュコンテンツ成功の法則

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ウェブで一発当てる方法―スマッシュコンテンツ成功の法則

面白すぎる法人カヤックさんの本。
自社コンテンツを成功させるというのは、
受託型の制作会社にとって結構悲願だったりするのですが、
スマッシュコンテンツをひたすら開発しつづけるカヤックさんの
姿勢には非常にあこがれます。
というか、すごいの一言。

自社コンテンツを開発しながら、きちんと受託型の仕事も
こなし、かつきちんと収益を上げているというのが
すばらしい。
経営者として、いろいろ勉強させていただきたい感じです。

この本はそんなカヤックさんが惜しみなく、そのノウハウを
まとめた本。いかにしてサービスを作り続け、そのコンテンツを
スマッシュヒットさせていくかの裏側が書かれています。
大ヒットではなく、スマッシュヒットについて書かれているところが、
カヤックさんっぽくてほほえましいです。

でも、面白いだけではなくて、きちんと儲けに関しても
言及されているので、自分でサービスを作ってみたいという
方はぜひ読んでみて欲しいと思います。
ブレストに関しても実際にカヤック社員の方々がブレストしているさまを
モロに書いてあるので、おもしろいし、参考になるかもしれません。
ちなみにGoogleAdsenseは100万PV/月で10万くらいが目安だそうです。


ただ、カヤックさんのすごいところは、サービスと作り続けることでも、
スマッシュヒットを出しているところでも、おもしろいことをたくさんやっていることでもなく、
そんな企業風土というか、雰囲気を作り出しているところにあると思います。

社長がそんな人なのか、そういう人ばかりを採用しているのか、
一度聞いてみたいと思います。

でも昔考えてたんですけど、100万PVのサイト作るより、10万PVのサイトを
10個作ったほうが早いかもと。

うちの会社でもいろいろサービス立ち上げたいなぁ~とあらためて思います。
今度、社内で募集してみよう。

tag: 書評

date:2009年03月09日 01:34 | COMMENT (1)

ゴーン道場

goondoujou.jpg


ゴーン道場

昔、日産再生に現れたゴーン氏を
テレビのインタビュー番組で見たときは
おそろしくかっこよかった。

で、いま大変なことになっている自動車業界に
ついての本を読んでみた。
前に「トヨタとホンダ」という本を読んだので、
これで日本のビッグ3を制覇です。
日産の場合はすでに日本のではなくなっているのかもしれませんが。

この本は朝日新聞「be」で連載されていたものを
まとめたものなのですが、「育てる」をキーワードに
一問一答形式でゴーン氏が答えていくというもの。

部下・上司、新人、ビジネスのプロ、国際人、リーダー、子供、家族など
あらゆるものを育てることについて述べられています。
経営戦略などとは違い固いものではないですが、
フランスと日本でまったく文化の違う国での経験を
生かしたまさにゴーン流で答えています。

ちなみに国際人の奥義で述べられていたもの

国際的に活躍する人には、共通する特性(attribute)があります。その最たるものは、自分と違うものに対して興味を持ち、敬意を払える姿勢です。

とありました。
意外とこれができる人っていないんだろうなぁという感想。
さて、自分はと考えたときも難しい。

また失敗に関して

子供は字を習うとき、ペンではなくて、消しゴムで覚える。失敗は学習の本質です。

この言葉は救われます。でもいつも失敗してばかりではしょうがないよな。


date:2009年03月06日 01:26

クラウドの衝撃

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クラウドの衝撃――IT史上最大の創造的破壊が始まった

ひさしぶりに一気読みした本。
もっと早く読もうと思っていたのですが、
なかなか時間がとれなかった。

今後のIT業界を予測するこの業界の人なら
必ず読んでおいたほうがいい本。

WEB2.0とかいう言葉が風化して久しいが、
今度はクラウド・コンピューティングが世の中を
変えていくだろうというもの。

出だしには、サン・マイクロシステムズのグレッグ・パパドポラス氏の
「世界にコンピューターは5つあれば足りる。1つはグーグル。2つ目はマイクロソフト。
そしてヤフー、アマゾン、イーベイ、セールスフォース・ドットコムだ」という引用から入る。

これだけでも、つかみはOKな感じ。

すなわち将来的には、パーソナルコンピューター上にデータを持つのではなく、
すべて雲の向こう側という呼ばれる巨大なネットワークを構築した企業のサーバーに
置くという形に移行していくというもの。

煩雑なサーバーやネットワークの管理コストを考えると
規模の経済が働くサーバーやネットワークは、
GoogleやAmazonなどすでに自社のために巨大なデータセンターを構築している会社に
依存していくほうがコスト面や手軽さも優れているということです。
SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、
Haas(Hardware as a Service)などが開発されるにつれ、
PCはインターネットにアクセスするためだけの機能になっていくと。
また、PCという形でなくてもよくなる。
いま流行りの安価なネットブックなどがその兆しと書かれていた。

実際にGoogleAppsやAmazon EC2 / S3などすでにサービスとして開始されているものもある。
冒頭に出てきた企業はすでに、何億ドルもの投資をし、世界各国でデータセンターを構築し、
そのほかの企業もそれを追随する動きを見せているそうである。

このパラダイムが起こることにより、IT業界がどう変わっていくかを予測するなど、
読んでいて飽きない本でした。

読んでいて、確かにということが非常に多かった。
グラフィック系のソフトを使用するには、まだまだ難しいと感じるが、
ビジネス系のソフトはローカル環境ではなく、オンライン上で、編集・保存して、
そのまま、オンライン上から閲覧・配布をしていくという時代はもうすぐ来る、
というかすでに来ているのかもしれません。

この動きに合わせて、制作会社は何をしていくべきか、またいろいろ考えないとと、
悩みが増えました。

tag: 書評

date:2009年03月05日 00:15

天童木工

tendomokko.jpg


天童木工

やっぱり家具の本はおもしろい。
日本が誇る家具メーカー天童木工さんの本。

柳宗理の「バタフライスツール」や
剣持勇のスタッキングチェアや田辺麗子のムライスツールなど
いまでもまったく色褪せないデザインの家具を生み出してきた家具屋。

家具屋と呼んでいいのかどうかはわからないんですが、
ひとつひとつのプロダクトに思いが込められていて、
この本ではそのひとつひとつのプロダクトについて
丁寧に解説されています。

自らも家具をデザインし、40年以上も天童木工で働きつづけてきた
菅澤さんだからこそ書ける文章なのかもしれません。

開発された背景や、生産ラインにのせる際に苦悩した点など、
当時の状況を細かく描写していて、モノ作りの大変さやこだわりを
文章から感じることができます。

また、デザインもさることながら、新しい技術に対するあくなき探究心や、
高い技術力があってはじめて実現したデザインなど、
いま自分が生業としているWEBデザインにも通じるところがたくさんあった。

技術ばかりでもダメだが、技術がなくてもダメというのは
いつの時代も一緒ということでしょうか。

家具が好きじゃなくても、なにかをつくる職業の人なら、
読んで損はないと思います。

それにしても、天童木工が元は、軍事用に木で偽飛行機をつくっていたとは
知らなかった。

tag: 家具書評

date:2009年03月03日 00:31

今後とか将来とか

社内で勉強会を定期的に開いているのですが、
先週の土曜日は、私が講師?の番でした。
技術的な話や難しい話は他のスタッフの講義のときに
話しているので、あえて自社の歴史的なものを話すことにしたら
意外と大変だった。

26歳のときに独立して、はや6年とちょっと経とうとしているので、
昔のことを掘り返そうとしてもデータがなかったり、
作品を紹介しようにも、すでにWEBサイトがCLOSEしていたりと
必死でWayback Machineで残っているデータをかき集めたりしてみまして、
なんとかそれっぽくなりました。

ただ一番勉強になったのは、自分かも。
6年間やっていると変わっていないようで、
自分の考え方もだいぶ変わっていたというのに、あらためて
気がついたし。

でもみんなも少しは楽しんでくれていたようで、ホッとした。


1点あとから言われて気づいたのですが、
今後の展望について話すのを忘れた。肝心なことを話してないなと
反省です。
過去も大事だけど、やっぱ将来の方が大切だなと痛感した次第です。
次回にでも考えておこうと思います。


ちなみに前ディレクターと話をしていて、言っていたのが、
「メディアを作れるデザイン会社」
デザインワークだけじゃなくて、
自分たちがいいものをいい!って発信できれば最高だねという話。

それを発展させて、
「0から作れる会社」を目指したい。

いま子会社でECをやっていますが、
マーケティング、製品開発、プロモーション、ブランディングまで
トータルで一度やってみて、いままでお客さんに提案してきたものを
ひとつひとつ正しいかどうかを確かめながら、運営している気がします。
もちろん売り上げも追っています。

そのためにはモノを見る目も、デザインする技術も、
モノを売るための技術も、その他世の中全体に対する知識も
勉強しなきゃいけないことが多すぎる気がします。


あとやっぱり海外と仕事をしたい。
せっかくインターネットなんだし、日本語だけじゃ寂しすぎる。
というか、英語の先生に言われた、
「日本語のWEBは日本人しかみないんだから、
英語のサイトを作るともっとおもしろいんじゃないかと。」
というかそう思ってたから英語も勉強しはじめたんだけど、
いまのところ、まだその成果はほとんどでてきていない。

英語力がなさ過ぎて、はっきりわからなかったが、たぶんこんなことを
言っていたと思います。

といろいろ夢はありますが、とりあえず目の前のことをひとつひとつ
クリアしていかないと、そこまでたどり着かないというのも明白。

とりあえずブログを更新するという今年の目標すらあやうい。
いろいろ悩みが多すぎます。

date:2009年03月03日 00:29

なぜ通販で買うのですか

tsuuhanseikatu.jpg
なぜ通販で買うのですか

しばらくなまけていた読書日記を再開。
すき間時間を英単語の習得に費やすようになってから、
意識しないと読書する時間がつくれなくなったような気がする。

今回は自分の会社でも事業としている通販
(うちの場合、ECサイトですが)を構築するにあたって
通販について少し勉強しようと思い、
タイトルだけで選んで買ってみた本です。

2004年初版なので、少し古い本ですが、
通販の本質をついている本だと思います。
「通販生活」という通販雑誌を展開しているカタログハウスの社長である
斎藤駿さんの著書です。

デロンギのヒーターや、ミレーの掃除機など独特の商品セレクトで、
ロングヒット商品を作り出した同社の歴史と、
さまざまな試行錯誤が赤裸裸に綴られているので、
一気に読んでしまいました。
斎藤さんならではの、独特の語り口調で書かれているので、
非常に読みやすい。

しかしながら、実に本質的なことが書いてあり、これから
ECサイトをやろうと考えている人にもオススメです。

なかでも、消費の本質について書かれているくだりがおもしろい。

消費の本質は、自己保存と自己顕示だ。この2つの本能(欲望)が重層化したものが商品だ。

すなわち、商売とは使用価値を伝えて、売るという仕事。
商品の使用価値とは、「体の便利をつくる価値」である。
買い物は体の便利を求める生理的欲求から生まれてくるので、
商品の使用価値の優劣は、生理的欲求により判断されている。
つまり消費とは自己保存のための行為である。
と書かれている。一見わけわかりませんが、よく考えると
確かにとうなずかされます。

さらに

「需要をつくる広告づくり」はありえない

とも言っている。
広告にはせいぜい消費者の中に眠っている潜在的な需要を
顕在化させるくらいの力しかない。そして、広告で売るには、
訴求対象をかぎりなくせまく絞り、訴求対象を血肉の通った人間にして、
使用価値を伝えるというのが
「通販生活」でのロングヒット商品を生む秘訣であると。

tag: 書評

date:2009年03月02日 02:48

ペチャクチャナイトいけば良かった・・

英語の先生にクラインダイサムアーキテクツ主催の
「ペチャクチャナイト」っていうのがあるんだけど行かない?と誘われたが、
ちょっと業務が立て込んでいたので、あっさり断った。

後日、聞いたら秋田道夫さんが出演されてたらしい。
残念。無理してでも行っておけばよかった。
後悔先に経たずとはこのことを言うんでしょうね。

というか、外国人さんは、いろんなことに物怖じしなさすぎて、すごい。
とりあえず興味を持ったことはやってやるみたいな姿勢がすごい。

どうも自分と比較すると、自分の消極さ加減に嫌気がさしてきます。
これでもだいぶ良くなった気もしますが。

date:2009年03月02日 02:41