建築家 安藤忠雄

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建築家 安藤忠雄

いま、建築関係のお仕事をされている会社さんの
サイトをつくることになったので、少しでも建築のことを
知っていたほうがいいなと思ったので、有名どころである
安藤さんの本を読んでみることに。

これが今年読む最後の本。
すごい良い本でした。

安藤忠雄さんを最初にテレビでみたときは、
なんだこの関西弁のえらそうなおっさんは!?と思ったもんですが、
なかなかどうして、すごい人なんですね。

同じ関西人として誇らしいし、
なにより自分が気づかずに安藤さんが手がけられた場所に
足を運んでいたことに気づいて、びっくりしました。

安藤さんの半生を綴った本ですが、
クリエイターの一番の希望である作りたいものを作るを
実践するために、どのようなステップを踏んできたかが詳細に綴られていて、
感銘を受けます。


仕事がないときは、空想するプロジェクトを勝手に設計しつづける。
それが仕事を呼び寄せてくる。
自分がつくりたい建築を提案し続けることで、自分のつくりたい建築ができる。
たとえ予算がなくとも自分がやりたいプロジェクトなら、進んで手がける。

社会や法規などに阻まれて、
納得ができないことはクライアントとケンカしてでも、交渉する。

などなど
住吉の小さな長屋からはじまった
安藤さんならではの仕事に対する姿勢がたくさん感じられて、
刺激になる一冊です。

なかでも、このくだりは覚えておきたいと思います。

二川幸夫さんが言った
「良い建築ができる理由の半分はクライアントの力だ」
をうけて、

新しい建築のアイディアの実現には、つくらせる側に相当な覚悟、勇気がいるものが多い。
チャンスを与えてくれた彼らが、私を建築家に育ててくれたといっても過言ではないだろう。

デザイナーでも一緒だと思います。
つい、自分のデザインを過信して、
デザイナーが力を発揮できる環境を与えてくれる人、仕事をさせてくれる人に
感謝する気持ちを忘れてしまわないように来年もがんばります!

date:2008年12月28日 07:34