急に売れ始めるにはワケがある

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急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則

僕はだいたい3~4冊くらいの本を平行して読むことが多い。
なんかひとつの本を続けて読むというわけでもなく、
手当たりしだいに傍にある本を、手にとって読んでいくわけですが、
早く読み終わるものもあれば、なかなか読み終わらないものもある。

この本は比較的、読むのに時間がかかった本。
なぜか、少し読んでは読み返しという読み方をしていた。
別に意識したわけでもないが、キチンと読み進めないとと思ったので。

確か勝間さんの本でも薦められていた気がします。

口コミというと少し前のBLOGを利用したバズなどが
話題になりましたが、
もっとリアルな世界での口コミの仕組みについて論理的に解き明かそうと
試みた本。
おそらくマーケティングを生業にされている方はみなさん読んでいるんではないでしょうか。

クチコミが起こる際の、ティッピングポイント(ある物事が劇的に広がる瞬間)を
いかに起こすかがクチコミを起こす際のポイントであるという
前提にたって、このティッピングポイントをいかにして、
捉え、戦略的に展開するかということを3つのポイントから
説明しています。

そのポイントとは、
1、少数者の原則
友人や知人を作る並外れたコツを体得している一握りの「コネクター」により感染していく。
このコネクターに情報を最初に伝えるのがメイヴン。
メイブンは無意識に(利害を無視して)コネクターに自分の情報を伝える技術を持つ人。

おそらく自分のお気に入りの商品をとくに利益なども考えずブログで紹介する人が
それに当たるのかな。ただ説得性がないとダメなようですが。

2、粘りの要素
記憶に粘るメッセージが大事。
要するに「記憶に残るか?」が重要。
消費者を立ち止まらせ、広告を読ませ、憶えさせ、行動に移させる。
そのためには、情報提示の仕方にさりげなく、だが有意義な変更を加えること。

この章は少しピンとこなかったが、
商品がすぐ変えるようにECサイトへリンクを張ったり、
勝間さんの書籍のようにすぐに行動に移せるように噛み砕いた情報を
盛り込むといったようなことでしょうか。

3、背景の力
感染は、それが起こる時と場所の条件に敏感に反応する。
NYの犯罪を例に「割れた窓」理論と同じと説明されている。
コレクターではなく、環境的な要因がコレクターになる得るということ。
直接的な環境はなにかしらの影響を人間の行動に与えている。

背景の力をネットのクチコミに当てはめようと思うと難しい。
ソーシャルブックマークなどで最初の複数のブックマークがついたときの
などのことと考えればいいのかな。全然違うきもするが。。。
ちょっともう少し考えてみないとよくわからない。

さらにもうひとつ
150の法則
集団の規模が大きな変化を起こす重要かつ大きな要因になりえる。
150を超えるか超えないかで、最終的には大きな変化が起こる。
企業も150人を超えたところで、大きな変化が訪れる。
小規模な企業のよさを残そうと思うなら、150人以下に抑えるために、
部門を分割する。(アメリカのゴア社を例に)


さすがに名著といわれているだけあって読み応えがありましたが、
即応用するにはもう少し深く理解しないとなと、
自分に力のなさを痛感です。

tag: bookマーケティング書評

date:2008年12月23日 01:41