巧告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること

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巧告。 企画をヒットさせるために広告クリエイターたちが考えること

明日は撮影で朝6時起きなのにもかかわらず、
夜更かし中。
まあ、普段からこんな感じなんで寝ないことには慣れてきた。

さて、今回は以前から読み進めている京都広告塾の第3弾。
巧みな広告です。
このシリーズのタイトルにはいやはや関心させられます。
「考告」「効告」「巧告」ですもん。

登場するのは
カローラフィールダー、マグナムドライなどを手がけたクリエイティブディレクターの
「山本高史」さん。
サントリー「OLD」のKONISHIKIの広告などを手がけたアートディレクターの
「副田高行」さん。
日清カップヌードルの「hungry!」を手がけたCMディレクターの
「中島信也」さん。
本田CR-Vの「ホンダ買うボーイ」や六本木ヒルズの「六本人、生まれる」などのコピーを手がけた
「眞木準」さん。

みなさん大御所っぽい人です。
が、やはりみなさんたくさんの修羅場を経験しているようです。
下積みというと簡単ですが、裏側にはたくさんの自分の思いとおりにいかない仕事や、
納得がいっていない仕事があったんだろうなと思わせる箇所がありますが、
それを糧に今があるというメッセージをきちんと伝えているところが、
京都広告塾のいいところなんじゃないでしょうか。

中島信也さんも
「現場で冷静にいられるようになったのは20年目くらいから。
楽しいなど感じるようになったのもそれぐらいから。
プロになる過程だったのだろうと思います」
と。

ちなみに自分は23歳のときにこの業界に入って、
もうすぐ10年。あと10年。長い。。。

やはりビジネスとして広告をとらえている方が多く、
決してアートとして広告をとらえている人がいないというのも、
驚きです。当たり前のことかもしれませんが、やはりデザイナーのエゴみたいなものが
出てくる時期はあるだろうし、長い間やっていると自分がつくりたいものが!というときも
あったのではないだろうかとも思いますが、
最後はやはりクライアントのためにということをいかに意識して作れるかというところが
長くこの業界で仕事できる人とできない人の差ではないでしょうか。

副田高行さんなどは、あえて自分のスタイルというものをつくらず、
その企業や、商品にふさわしい方法でつくられるべきと言い切っています。
また、「なにを言うか」は当然、「どう言うかが重要である」とも。

中島さんも
「そんなことより、オレの広告表現のほうが大切だ」などと考えている人が
売れっ子になるはずはないでしょうと。

当たり前のことだけど、これができない人が意外と世の中にデザイナーとしていることも
事実なのかもしれません。
という自分も気を引き締めないととも思います。

date:2008年12月17日 02:16