ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する

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ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する

前から読まなきゃと思いつつ、読めてなかったブルーオーシャン戦略の本。
どうも最近読書をさぼっていたせいか、年間100冊目標がやばくなってきたので、
睡眠時間を削ってラストスパート中です。

少しゆっくり目に読んだのですが、
非常に内容が濃く、今年読んだ本の中でベスト3には入ります。
まだ読んでいない人は必読かも。

のっけから名著であるビジョナリーカンパニーを全否定。
ビジョナリーカンパニーが成長できたのは、その業界自体が成長期であったためと
一蹴しています。

ブルーオーシャンとはすなわちこれまでの概念とは違う概念で、マーケットを
作り出すという手法。つまり既存の枠内で勝負するのではなく、新たな価値を
生み出し、競争のないマーケットを自ら作り出すというもの。

最近では、本書では出てきませんが任天堂Wiiがいい例だと思います。

でこの本の中では実例を交えながら実際にブルーオーシャンをどのように
進めていくかが述べられています。

中でも興味深かったのは、4つのアクション。
新たな価値曲線を描くために、
1、何を取り除くべきか
2、何を思い切り減らすべきか
3、何を大胆に増やすべきか
4、何を付け加えるべきか
を考えるというもの。
これをもとに新たな価値曲線を描いていくという手法ですが、
実際自分のビジネスに当てはめてみようと思います。
(ちなみに価値曲線とは戦略の特徴を示す指標のようなもの)

価値曲線を描けたら、その価値曲線を検討する。
検討する際に参考になりそうなのは、「過剰奉仕」つまり必要以上に
奉仕しているものがある場合、それを取り除くという作業が重要。

次に戦略の策定。
ここで重要なのが6パスというものらしい。
1、代替産業に学ぶ
2、業界内の他の戦略グループから学ぶ
3、買い手グループに目を向ける
4、補完財や補完サービスを見渡す
5、機能志向と感性志向を切り替える
6、将来を見通す
ひとつひとつは本書を読むとわかりやすい説明がしてあるのですが、
中でも5の「機能志向と感性志向を切り替える」というのは自社のサービスに
関しても適用できそうだなという感じがします。

ここまでが、大枠のブルーオーシャン戦略の導き方。
その後、細かい戦略の検討や実行方法などが詳細に渡って述べられています。
一度では、頭に入らないので、年が明けたら再度読み返してみたいと思います。
このブルーオーシャン戦略をきちんと理解し、実現できたらかなり最強だと思います。

上記のほかに、頭に入れておいたほうがよいと思った箇所のメモ。

生活をシンプルにする、利便性を高める、生産性をあげる、リスクを減らす、楽しくおしゃれな生活を実現するといった点で目覚しい効果がない限り、多くの買い手をとらえることができない

変革への取り組みのために、リーダーがすべきこと。 「中心人物」「金魚鉢のマネジメント」「細分化」

ちょうど今日、この本を読んだディレクターと帰り一緒になった際に、
同じようなことを考えていたようで、とてもいいヒントをもらい、
今後、会社をどうして育てていくか、そんなことを考えながら帰ってきました。

tag: bookマーケティング書評

date:2008年12月09日 02:07