下流社会 新たな階層集団の出現

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下流社会 新たな階層集団の出現

9月の怒涛の忙しさが過ぎて、
やっと平穏なスケジュールに戻った感じ。
で、本も読めると。

手始めに下流社会。
最近良く耳にする格差社会について。

読むというよりかは、
データとして、頭において置くといった感じの内容でした。
年収や性別によってこんな考え方があるよというもの。

中でも興味深いのは「自分らしさという夢から覚めない若者」。
自分らしさという幻想を追い求めて、いつまでも夢から目を覚まさず、
フリーターやニートになってしまう。
自分らしさが収入の格差や、未婚を生んでいる。

もちろん自分らしさを突き通して、ミュージシャンやアーティストで
開花する人もいるというフォローもありました。

自分の職業で考えてみた場合、
デザイナーとして「自分らしさ」を追求していくことも大切ですが、
クライアントニーズに確実に応えていくことが現実。
自分がいいと思って、クライアントまたはその先のユーザーがいいと
思わなければ、いいデザインと言えない思います。
自分らしさを残しつつ、社会にあったデザインをしていくのが大切。

ちなみに現代日本は、
トヨタのレクサスを買うような富裕層もいれば、
より安いカップヌードルや発泡酒を買い求める階層の人たちもいると。

マーケティングデータとして、知っておいて損はない情報がたくさん
書いてあるので、これからビジネスをしようと思っている人たちは
自分の商売がどのターゲットを狙ったものかを考えながら読むと
おもしろいかもしれません。

tag: book書評

date:2008年10月03日 02:33