不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか

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不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか

知り合いの社長に薦められたので、
読んでみました。
本のタイトルは「不機嫌な職場」。。。
あまりうれしくないタイトルです。

不機嫌な職場とは、
・挨拶がない
・頼んでも返事がない
・反応が薄い
・熱い提案に冷ややかな反応
などなど。
一部自分の会社にも当てはまるかも
と思いつつ。

このような不機嫌な会社をどうのように変えていくか、
社会心理学などで論理的に解決していくというもの。

朝の「おはよう」の挨拶、なにかしもらったときの「ありがとう」などの
小さな言葉から始まり、会社から個人に対して与えるインセンティブなどの構造上の問題まで、現状把握から実践まで、細かく紹介されているので、
一筋縄ではいかないが、会社の雰囲気を変えたいと思っている方には必読かもしれません。

また事例としては、楽しい職場でおなじみのGoogleや
サイバーエージェント、ヨリタ歯科クリニックなどの具体的な取り組みが書かれており、
これらのWEBサイトを見ても勉強になるかもしれません。

下記メモ。

セルフスターター&コワークができる人材が揃うことで、グローバルでかつ流動的な組織は本格的に機能する。
経営者の仕事-環境のデザイン-
1,仕事環境のデザイン
仕事の評価や認知の仕組みの環境
2,価値観の徹底
フラット(上下関係のなさ)、リスペクト(相互尊重)、フェア(公平、公正)
3,公私混同の職場環境のデザイン
自然にお互いに関心を持ち、一人ひとりの人柄、人となりを知ることが、チームとして働くための基盤づくりだと考えている。そして、できるだけ多くの人がクローズアップされる機会をつくっていく。ちょっとした主役感を実感できる場をつくりだしていく。そうした取り組みが、この会社にいることの面白さや充実感を高め、人との関わり方を自然でかつ楽しいものにしていく体質をつくりだしていく
技術や仕事には厳しく、より高いレベルを目指すマインドを持たなければならない。ただ、それを個人で考え、個人を追い込むようなことはしない。一緒に考え、能力向上を支え、問題も一緒に考えていく
「ありがとうは伝染する」
まず自分からありがとう。その気持ちがスタッフに伝わり、スタッフ間に伝わり、患者に伝わる。それが患者に喜んでもらえるサービスの原動力になる。
全員が、個人の利益を超えた共通目標・価値観を「共有化」するための工夫に取り組むことが、大切なのである。
発言や提案を「まじめに取り上げる」ようにすること
組織力は「個人の力」と「個人間のつながり」のかけ算である。個人間のつながりという側面も、組織力では大切である。
自分が行ったことに対して、手ごたえを感じると人は嬉しいものである。自分の行為に対して効力感を得て、喜びを享受できた人間は、自分の行為に自信を持ち、さらに能動的に他者に対して働きかけていくようになる。
感謝と認知のフィードバック
あなたはこの1週間で、心から「ありがとう」という言葉を誰かに伝えたことが何回あっただろうか。相手がしてくれたことがすばらしいことであれば、「すごい」「頼りになった」という言葉で、相手の行為を賞賛したことがあっただろうか。

思わず、たくさん引用してしまいました。

おそらくいろいろな会社の話を聞いていても、
こういう不機嫌な会社は多いと思う。
経営者はどうすれば、みんなのテンションがあがるか、
楽しく働けるかと常に考えていると思いますが、
一度読んでみることをおすすめします。

自社でもできることからはじめようと思います。
まずは挨拶とありがとうから。

tag: book書評

date:2008年06月21日 21:32