ザ・ニューリッチを読んだ
アメリカのニューリッチ(新富裕層)の生活、
考え方、悩み、生き方を細部にわたり取材した本。
ニューリッチとはこれまでのオールドリッチ(親の資産を受け継ぐ代々の富裕層)
と違い、一代で、資産100万ドル以上を持つ、勤勉な金持ちたちのこと。
ニューリッチがどういう贅沢な生活を送っているのか、
これだけでも興味津々ですが、
さらには、ニューリッチ層の悩み、資産がある、
金を持っているがために生まれる悩みなどが
赤裸々につづられていて、
非常におもしろく一気に読んでしまいました。
プライベートジェットを乗りまわし、
ベントレー、ロールスロイスを自分で運転し乗り回し、
使用人を使い、広大な住居の維持管理に多くの費用をかける。
一方で、ニューリッチの政治的思想や、
働くことへの貪欲さ、そして自身の子供への教育など、
現代の金持ちの生き方を垣間見ることができます。
日本にも数は少ないとは思いますが、
このようなニューリッチが存在するのでしょう。
ニューリッチの誕生は格差社会の象徴だと。
今後の日本経済は思わしくありませんが、
このようなニューリッチが政治的に、
文化的に大きな影響を及ぼすのかもしれません。
民主党が格差社会の是正を声高に叫んでいますが、
この流れは変わらない気がします。
「有権者が望むのは、
ミドルクラスの生活水準を上げることであって、
トップ1%を罰することはでない」
そんな言葉がありました。
幸せとは総資産に比例するものではない、
わかりきった答えですが、
なにが幸せかは今幸せな人でないとわからない気がしますね。
この本おすすめです。
tag: 書評
date:2008年01月04日 00:42 | COMMENT (0) | TRACKBACK (0)

